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歯周病が末期症状に入ってくると細菌によって歯周ポケットは深くなり、プラークや歯石は通常の器具では除去できないほど奥まで入り込んでしまいます。その場合、PMTCやスケーリング・ルートプレーニングなどの処置を受けたとしても、歯周病の症状に改善が見られないことがあるのです。通常の器具では除去できないプラークや歯石は、歯周に外科的な処置を施すことによって取り除くしかありません。こうした処置を「歯周外科」と言い、手術によって歯周病を治療します。
歯周外科手術の際は、まず歯肉を切開して奥まで入り込んだプラークや歯石、炎症を起こしている組織を除去します。その後、歯肉を元の位置に戻して縫い合わせ、傷口を特殊なパックによって保護して完了となります。歯周外科手術によって、深くなった歯周ポケットもなくなり、通常の処置では改善できない歯周病でも治療が可能になるのです。
一口に「歯周外科」と言っても、その方法には様々なものがあり、状況に応じて使い分けがなされます。ここでは、一般的な歯周外科処置についてご紹介します。
細菌によって掘り下げられた歯周ポケットの骨を切除し、改善を図る術式です。もっとも一般的な歯周外科の治療法であり、歯周病や深くて大きな虫歯(歯肉縁下カリエスの除去)の治療にも応用されています。具体的な手術方法は、以下の通りです。
フラップ法の手術方法
当医院では、「オペレーザー03SII」という炭酸ガスレーザー機器による最先端の歯周病治療も導入しております。遠赤外線に近い波長である炭酸ガスレーザーを歯周病に侵された患部に照射することによって、歯肉の内面の毛細血管やリンパ管に温熱効果を与え、治りを早める働きを持っています。レーザーを照射した直後は歯肉の表面は茶色に炭化します。これが数日たちますと、べラークというコラーゲンの膜のようなものに変化し、これがしばらくの間、表面を保護する役割を果たします。約1週間後にはこの膜が自然とはがれ、炎症がおさまった新たな歯肉があらわれてきます。
レーザー治療は、従来の治療方法に比べても痛みや出血が少なく、麻酔や投薬の量を減らすこともできます。 ただし、レーザー治療だけで全てが解決するわけではなく、他の治療法と併用することによって、はじめて最大限の効果を発揮するものであります。
当院では、歯周病治療以外でも、以下の治療にレーザー治療を積極的に導入しています。
重症歯周病により、歯ぐきがただれています。
レーザー照射直後のお写真です。
1週間後の画像になります。歯周病によるただれもなくなり、キレイな歯ぐきになっています。
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